今年の窯元案内の様子

3月3日から伊万里窯元めぐりの旅をご案内いたしました

最初に磁石鉱が見つかった泉山に。昨年伺った時と違い崩落していたが大雨のためと聞きました。

青木龍山・清高工房に。天目と青磁の大作の作品に感動し、清高ご夫妻より、いろいろお話をお聞きしました。

大川内山に入り関所跡から見える風景に感動。そこから、歩いてそれぞれの窯元を訪問。奥まったところにあった陶板。藩窯公園の地図。土地柄で陶板でできています。

橋の欄干に壷があるのも伊万里ならでは。陶板が埋め込まれて美しいのも目を見張ります。


窯元ご案内  二日目。。

窯元に伺い絵付けを見せていただく。前日、記念に体験絵付けをされたので、筆遣いの難しさをわかった上でご覧いただきました。

泰明窯に伺い窯変の美に感動。泰昭先生に説明をしていただきました。

白鷺を描かれる臥牛窯を訪問。今までと違った作風に見入っていらっしゃいます。色々お話を聞かせていただきました。

丁度おひな祭りの訪問でしたから、陶箱弁当も雛祭りバージョン。大きな蓋物のお弁当に驚かれて、美味しくご馳走になりました。


窯元ご案内  三日目。。。

シルクロードをテーマに作陶されている宮崎裕輔先生と。金銀彩の作品に加えて、新しい作風の作品も展示されていました。ご主人様にお土産と選んだカップを手にハイ!パチリ。

釉裏紅の作品を製作されている田中忍先生。作品に描かれている文様の成り立ちなどお話くださいました。以前もお求め下さったお客様と。。。


写真でご紹介していませんが他にも訪問してまいりました。今回は雛祭りの折でしたから普段は見ることのできないものもご覧いただけました。
それぞれの作家、窯元の作陶にかける想いを感じとっていただけたと思います。


こんな嬉しいことがありました。。。

お客様がお持ちの茶托にあう器を探していました。秀衡塗の小さな茶托でしたから中々見当たらなくていましたが、初日に大川内山の窯元さんでぴったりの茶器に出会いました。

実は、そのお客様はかなり以前に包瓶をお持ちでしたが、なんとその作陶されたのが同じ窯元で、この度、湯冷ましと小煎茶碗をお買い求めいただきましたから、茶器揃いとして備わりました。


早速、玉露を入れてご馳走になりました。美しい白磁にお茶の色が映え、口当たりもよく、香りとともにいただきました。
やはり、目に美しい器と共にいただく喜びですね。